仮想通貨

【初心者向け】仮想通貨取引所が消える!?はじめてのアトミックスワップ解説

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はじめに

みなさん、仮想通貨を売買するのに取引所が将来不要になるかもしれないってご存知ですか?

わたしは前回、dAppsの解説記事で「分散型取引所」を紹介しました。

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この分散型取引所を実現するには「アトミックスワップ」という技術が重要になってきます!

仮想通貨のことを深く知るには調べておいて損はないはずなので、今回はさらに詳しくみていきましょうー!

(※各項目へクリックでジャンプできます)

アトミックスワップとは

おかだ
おかだ
まずはアトミックスワップのしくみをみてみよう!

アトミックスワップとは、秘密の暗号を用いることで仲介者なしで異なる通貨間の取引が可能になる技術です。簡単な仕組みは以下の図のようになります。

おたがいに交換したい通貨を、金庫のような箱にいれます。この金庫は自分しか知らない秘密の暗号をつかうことで、あけることができます。

もし、図のように魚住さんがおかだのビットコインを、暗号を使って金庫から取り出した場合、ライトコインの入った金庫も鍵が開き取り出すことができます。

このやり取りがほんの一瞬で行われるため、相手だけ通貨を取り出して持ち逃げするなどの悪さはできません。つまり安心・安全に通貨間の交換が行えます。

アトミックスワップは何で必要?

おかだ
おかだ
そもそもなんでアトミックスワップが必要なの?
魚住さん
魚住さん
おかださんは仮想通貨が取引所を介さないで個人間でも取引できるっていうのは知ってるよね?
おかだ
おかだ
知ってるー!仮想通貨の口座番号にあたるアドレスがわかればできるのよね!
魚住さん
魚住さん
そのとおり!じゃあおかださんのビットコインとぼくのモナコインを個人間取引する例をみてみよう!

おかださんはネットで仮想通貨を調べているうちにモナコインを使ったサービスに興味が出てきました。

しかし、おかださんはビットコインしか持っていません。
そこで、以下の手順で魚住さんと通貨を交換することにしました。

①おかださんは魚住さんにビットコインを送る

②魚住さんは送られてきたビットコインを確認する

③魚住さんはおかださんにモナコインを送る

④おかださんは送られてきたモナコイン確認する

となるはずでしたが①でおかださんが魚住さんにビットコインを送った後、音信不通となりました。。。ショックです。。。

上記は例ですが、実際の個人間取引ではどんなに信用している相手でもこの人は絶対に持ち逃げしない!と保証できる人間はいないと思います。

そこで、多くの人は仲介人の役割を果たしてくれる取引所を利用しているはずです。取引所は安全で安心な通貨の取引ができますが、その分取引のたびに手数料が取られてしまいます。

一方、アトミックスワップを使えば取引所を介さずに持ち逃げもされることなく個人間で通貨の取引ができます。これが革命的と言われる理由です!

アトミックスワップのしくみ

おかだ
おかだ
もしアトミックスワップで箱にお金を入れた後、相手がやっぱやーめたっってしたらどうなるの?
魚住さん
魚住さん
安心して!ちゃんと持ち主に戻ってくるように作られているよ!

もしアトミックスワップを使って送金しようと思った時、相手の気が変わってやめた場合どうなるのでしょうか。

通貨は消える?はたまた一生箱に入ったまま?

この問題を解決するのがHTLC(Hashed Time Lock Contract)と呼ばれる技術です。

HTLC(Hashed Time Lock Contract)ってなに?

HTLCは簡単に言うと条件が満たされないと送金ができないしくみです。

この技術は「Hashed Lock」と「Time Lock」の2つに分けられます。
「Hashed Lock」はブロックチェーン技術にもでてくる、ハッシュという意味をわからなくした秘密の暗号で、アトミックスワップが安全に処理できるしくみのことです。

「Time Lock」は通貨を箱に入れてからの時間経過で、箱のロックが空いて通貨が戻ってくる仕組みです。

たとえばタイムロックを5分に設定したら、5分後に取引がなかった場合通貨が自分の元に戻ってきます。逆を言えば、時間が経つまでは箱にいれた通貨は戻ってきません。

※ブロックチェーン技術に関してはこちら

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アトミックスワップの問題点

おかだ
おかだ
なんでアトミックスワップがあるのに取引所が人気なの?
魚住さん
魚住さん
アトミックスワップにはまだまだ技術的な問題がたくさんあるんだ

手数料の問題

アトミックスワップに限らず、ブロックチェーンを使った技術全般に言えることですが、取引ごとに手数料がかかってしまいます。

分散処理のネットワークが大きくなり、安定した処理がされるようになると手数料も気にならないレベルの額になりますが、もう少し時間がかかります。

対応通貨が6種類しかない!?

アトミックスワップには先述したハッシュロックやタイムロックの技術に通貨が対応している必要があります。

これらの技術はビットコインに実装されていますが、そこから派生したライトコインなども同様の技術をもっています。

現在対応されている通貨は以下の6種類です。

アトミックスワップがより普及していくためには今後の対応通貨拡大が重要になってきます。

近い将来、私たちは管理者のいない取引所か個人間での取引が当たり前になっているかもしれません!

魚住さん
魚住さん
ちなみに個人間取引に関しては、取引所では買えない特別なコインを交換しますなどの歌い文句で詐欺を行う人もいるので注意してね!
おかだ
おかだ
正しい知識を身につけて楽しい仮想通貨ライフを送ろう!

まとめ

この記事のまとめ

・アトミックスワップとは秘密の暗号を用いることで仲介者なしに異なる通貨間の取引が可能になる技術のこと
・アトミックスワップには条件が満たされないと送金できないHTLCと呼ばれる技術が使われているため安全に取引ができる
・アトミックスワップによって、将来的に管理者のいない取引所が主流になるかもしれない

実は「アトミックスワップ」に関してはライトコインの記事でも一度ふれていますよー!

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岡田 早季
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